聴竹居倶楽部主催 第4回シンポジウム
定員に達しましたので、申込受付を終了いたしました。(2024年2月13日)
~“日本の空間”を創造したふたりの建築家~
一方、約5年の整備事業を終え竣工当時の姿によみがえった藤井厚二(1888-1938)の第5回自邸「聴竹居」。
ライトは日本の浮世絵の熱心なコレクターであり、日本の自然や建築から学び「有機的建築」を創り、藤井厚二は日本の気候風土と日本人の感性に適合した日本の住宅を創りました。ほぼ同時期にできた「旧山邑家住宅1924年竣工」と「聴竹居1928年竣工」はいずれも国指定重要文化財として末永く次代に引き継がれていきます。
“日本の空間”を創造したふたりの建築家をテーマに、今回のライト展にも深く関わられたライト研究者の第一人者である水上優先生をお迎えして、約100年前のライトと藤井の想いを紐解く中から、次代の“日本の空間”のあるべき姿を考える機会としたいと思います。
【日 時】
2024年3月23日(土)
① 現地見学:10時00分~12時00分
・受付9時30分~11時00分
② シンポジウム:13時30分~15時30分
・受付13時00分~13時30分
【会 場】
① 現地見学:聴竹居
② シンポジウム:大山崎ふるさとセンター3階ホール
【定 員】
先着50名
【内 容】
① 現地見学
・受付が済んだ方から順に聴竹居3棟(本屋、閑室、茶室)を見学していただきます。
・建物の解説はありません。自由見学となります。
・見学所要時間は約1時間です。
② シンポジウム
・講師:水上 優氏
(みずがみ ゆたか 建築史家 兵庫県立大学環境人間学部教授)
・タイトル:フランク・ロイド・ライトと藤井厚二~“日本の空間”を創造したふたりの建築家~
・聴き手:松隈章(㈱竹中工務店/(一社)聴竹居倶楽部代表理事)
【参加費】
大人2,500円、学生2,000円
当日、現地見学の前にお支払いいただきます。(現金のみ)
【申込方法】
受付を終了しました。
★複数名での参加を希望される場合も参加される方のお名前でお一人ずつお申込みください。
・申込締切:3月13日(水)
・お申し込み後、5日以内にご連絡差し上げます。
連絡がない場合は申込 受付できていない可能性がありますので、下記問合せ先へ確認の連絡をお願いいたします。
【その他】
・「現地見学のみ」「講演会のみ」といった参加はご遠慮ください。
・小学3年生以下の参加はご遠慮ください。
・室内の写真撮影は禁止です。イベントのため、「室内写真撮影許可願い及び誓約書」を受付いたしません。
・聴竹居には駐車場及び駐輪場はございません。路上駐車は近隣のご迷惑になるので禁止です。
・室内用スリッパをご持参ください。ご持参いただいていない場合はご購入いただきます。
【問合せ】
一般社団法人 聴竹居倶楽部 事務局
電話:075-956-0030(平日9時~17時)
【主 催】
一般社団法人 聴竹居倶楽部
【後 援】
1970年 福岡県生まれ。
九州大学工学部建築学科卒業
。京都大学博士(工学)。兵庫県立大学環境人間学部教授。フランク・ロイド・ライトの建築思想と作品の関わりを研究。
2016年〜2018年重要文化財旧山邑家住宅(現ヨドコウ迎賓館)保存修理委員。ドコモモ・ジャパン理事。
著書:『フランク・ロイド・ライトの建築思想』中央公論美術出版,2013年
『花美術館』vol.59,蒼海出版,2018年 他