第10回 重要文化財「聴竹居」を1日たっぷり愉しむ会

 ゲスト:作家・国文学者 林 望 氏

1時間半余りの見学では味わえない「住宅」としての「聴竹居」を感じていただけます。
ゆっくり佇む、スケッチする、写真を撮る、本を読む、歓談するなどして、季節を感じながら「聴竹居」での時間をゆっくり、たっぷり愉しんでください。
ミニ講話は、聴くだけでなく談話もたのしめるスペシャルな時間です。

◆開催日時

2024年12月14日(土曜日)
9時45分~16時15分(受付は9時30分~)

◆ゲスト

林 望 氏(作家・国文学者)

◆参加募集人数

15名 

◆スケジュール
  • 9時30分~45分
    集合、受付
  • 9時45分~10時
    オリエンテーション
  • 10時~14時30分
    自由行動(出入自由)
    • ご希望の方は、当倶楽部スタッフの解説付きで「本屋」「閑室」「茶室」を見学いただけます。(10時~11時40分)
    • 昼食(聴竹居弁当・お茶付き)を用意しております。
  • 14時30分~16時
    ゲスト(林望氏)によるミニ講話
    『イギリス最古の現住住宅に住んだ話』

    概要:
    かつて私は偶然の好運から、英国作家ボストン夫人の邸宅に住んだことがある。それは夫人の名作『グリーンノウ物語』のモデルになった12世紀建築のイギリス最古の現住住宅であった。そのほか、ヴィクトリアン、エドワーディアンなど各時代の住宅に住んだ経験もあり、イギリス人の住宅観、そして「古いほど良い」という日本とは正反対の価値観について知るところ思うところをお話ししたい。
    • 16時~ ゲストを囲んで集合写真撮影
    • 16時15分 解散
林望氏によるスケッチ画
◆参加費

8,500円(昼食代含む) 当日現金にてお支払いください。

◆申込み方法

下記の申込フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/SJHPmcPfsZqtSGdr7

  • 複数名での参加を希望される場合も参加される方のお名前でお一人ずつお申込みください。
  • 申込多数の場合は、抽選とさせていただきます。
  • 申込締切:11月11日(月)
  • 11月12日~15日に申込いただいた方全員にメールで抽選結果を連絡いたします。連絡がない場合は下記問合せ先へ確認をお願いいたします。
  • ドメイン設定を解除して頂くか、または当倶楽部のドメイン『chochikukyo.com』を受信リストに加えていただきますようお願いいたします。
◆その他

14時30分~のミニ講話には、当倶楽部スタッフ約5名が皆様と一緒に聴講いたします。ご了承ください。

◆主催・問合せ

一般社団法人 聴竹居倶楽部 075-956-0030(平日9時~17時)


◆林 望 氏プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学・国文学。

1984年から87年にかけて、日本古典籍の書誌学的調査研究のためイギリスに滞在、その時の経験を綴ったエッセイ『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、作家デビュー。『イギリスは愉快だ』(平凡社・文春文庫)、『ホルムヘッドの謎』(文芸春秋)と並ぶイギリス三部作はいずれもベストセラーとなって、イギリスブームの火付け役となった。
『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P.コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で92年国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で93年講談社エッセイ賞を受賞。

『東京珍景録』(彰国社・新潮文庫)、『英国田園譜』キャロン・クーパーと共著2巻(東京書籍)、『書斎の造りかた』(光文社カッパブックス)、『思い通りの家を造る』(光文社新書)、『思想する住宅』(東洋経済新報社)、『「どこへもいかない」旅』光文社など。
『謹訳 源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞(2019年『(改訂新修)謹訳 源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻)。

公式ホームページ http://www.rymbow.com/