聴竹居倶楽部主催 第5回シンポジウム

第4回和文化グランプリ・準グランプリ受賞記念
~藤井厚二が想い描いた和文化の理想像~

一般社団法人日本和文化振興プロジェクトが主催する第4回日本和文化グランプリにおいて(一社)聴竹居倶楽部と㈱竹中工務店が共同で「準グランプリ」を受賞しました。対象ジャンルである建築としては初の受賞です。「重要文化財 聴竹居 本屋・閑室・茶室(下閑室)の保存と公開を通じて伝統と未来を再考し、和文化の醸成と発信に貢献する活動」が評価されました。

この受賞を記念して、審査員を務められた堀越英嗣さん(芝浦工業大学名誉教授 東京藝術大学客員教授 建築家・堀越英嗣ARCHITECT 5 代表)と襟川文恵さん(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 横浜美術館渉外担当リーダー)を講師に招いて、藤井厚二の「日本の住宅」への想いと「聴竹居」の建築を紐解き、世界に向けて発信すべき次代の“和文化”のあるべき姿を考えます。

◆日時

2025年3月29日(土)

  1. 現地見学:
    10時00分~11時30分(09時45分 開場・受付開始)
  2. シンポジウム:
    13時30分~15時30分(13時15分 開場)
◆会場
  1. 現地見学:聴竹居
  2. シンポジウム:
    大山崎ふるさとセンター3階ホール
◆定員

60名 参加は小学4年生以上

◆内容
  1. 現地見学:聴竹居「本屋」「閑室」「茶室」の見学
  2. シンポジウム:
    • 講師:
      堀越英嗣(芝浦工業大学名誉教授)
      襟川文恵((公財)横浜市芸術文化振興財団 横浜美術館渉外担当リーダー)
    • タイトル:
      藤井厚二が想い描いた和文化の理想像
    • 聴き手:
      松隈章(㈱竹中工務店/(一社)聴竹居倶楽部代表理事)
◆参加費

大人 2,500円、学生 2,000円

◆申込方法

下記の申込フォームよりお申込みください。先着順で受付いたします。     

  • 申込締切:3月12日(水)
  • 複数名での参加を希望される場合も参加される方のお名前でお一人ずつお申込みください。
  • 申込フォーム送信後、5日以内に連絡がない場合は申込受付できていない可能性があります。下記問合せ先へ確認をお願いいたします。
  • ドメイン設定を解除して頂くか、または当倶楽部のドメイン『chochikukyo.com』を受信リストに加えていただきますようお願いいたします。
◆その他
  • 「現地見学のみ」「シンポジウムのみ」といった参加はご遠慮ください。
  • 室内の写真撮影は禁止です。イベントのため、「室内写真撮影許可願い及び誓約書」を受付いたしません。
◆主催

一般社団法人 聴竹居倶楽部

協力

株式会社 竹中工務店

後援

(予定)大山崎町、大山崎町教育委員会

問合せ

一般社団法人 聴竹居倶楽部 事務局 担当・石山
電話:075-956-0030(平日9時~17時)


◆講師プロフィール

堀越 英嗣(ほりこし ひでつぐ)

建築家、東京藝術大学客員教授、芝浦工業大学名誉教授、堀越英嗣ARCHITECT5代表。
1953年東京生まれ。1976年東京藝術大学美術学部建築科卒業、1978年同大学院修了。1978~1986年、丹下健三・都市・建築設計研究所勤務。丹下氏の下で赤坂プリンスホテル、兵庫県立歴史博物館、愛媛県民文化会館、横浜美術館、パリ、イタリア広場計画などを担当。東京都新都庁舎競技設計一等当選案を担当後に退社。1986~2006年アーキテクトファイブ設立(共同主宰)札幌モエレ沼公園をイサム・ノグチと共同。2005年堀越英嗣ARCHITECT5設立。2021年〜和文化グランプリ選考委員

襟川 文恵(えりかわ ふみえ)

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団横浜美術館
ソーシャル・リレーション担当リーダー

石油系商社、生命保険会社、婚礼装花企画会社、茶道家元事務局での勤務を経て、2005年9月より森美術館にてディベロップメント業務を担当。同館の個人・法人のメンバーシップ運営に携わる。
2013年4月より現職。ファンドレイジング、外部(個人・法人・団体)との連携事業企画などを展開するかたわら、アートを用いたコミュニケーション実践プログラムなど、人とアートを近づける取り組みを、大学や企業において展開。
ライフワークとして伝統文化と暮らしを繋げる活動に携わり、2021年より日本和文化グランプリ審査委員。